初めてゴルフコースデビューするんだけど、ラウンドの流れとか分からなくて不安…。
今回はこういった悩みをもつ方のために、ゴルフコースでのラウンドの流れを解説していきます。
ゴルフが上手いとか下手以前に、最低限のルールやマナーを知らないと、自分だけでなく周りの人に迷惑をかけてしまう事態にもなりかねません。
この記事を読んで、ルールやマナーを知ってもらえれば、あとはゴルフを楽しむだけ。上手い下手はまったく関係ありません。
初めてのゴルフコース【ラウンドの流れ】
まずは、以下にラウンドの流れを簡単にまとめます。
- ラウンド開始30分前には到着
- ラウンド開始【プレイファーストなら下手でもOK】
- 昼食【後半ラウンドの開始時間までに食べよう】
- 後半ラウンド
- ラウンド終了
上記はあくまで標準的なスタイルです。例えば、プレイ前に練習グリーンで長めに練習をしたい人は、もっと早めに到着するようにしましょう(上記の例でも10分くらいは練習できます)。
では順番に解説していきます。
ラウンド開始30分前には到着
余裕をもって、ラウンド開始30分前には到着するようにしましょう。受付と着替えで15分、パター練習10分かかる計算です。
ラウンド前にやることは以下のとおりです。
- キャディバッグを係りの人に預ける
- カウンターで受付をする(ここでロッカーの鍵や昼食券が渡される)
- 着替える
- ドライビングレンジで練習(やりたい人だけ)※別料金が必要
- 練習グリーンでパターの練習(やりたい人だけ)※無料
着替えを済ませて外に出たら、自分たちのバッグが乗ったカートを見つけましょう。自分たちの前に誰も待っている組がいなければ、もういつでもスタートして良い状態です。
たいていの場合、何組か順番待ちをしているので、待っている間に練習グリーンでパターの練習をするなどして準備をします。
ちなみに、予定時刻よりも前にスタートさせられることは普通にあります。ゴルフ場の職員さんは、どんどんお客さんをスタートさせて、仕事を進めたがります。よって、パター練習をやらない場合でも、少し早めにいって準備をしておくくらいがちょうど良いでしょう。
ラウンド開始【プレイファーストなら下手でもOK】
プレイファーストというのは、「早くプレイをしましょうね」という意味です。ぶっちゃけ早くプレイすれば、どれだけミスショットをしても迷惑をかける心配はいりません。もちろん上手ければ、それだけ余裕をもってプレイできますが、140とか150くらいのスコアでまわる初心者でも、効率よくプレイすれば大丈夫です。
プレイファーストを実現するためにはいくつかコツがあります。ざっくり以下のとおりです。
- 自分が打ったボールを見失わないようにする。
- 複数本のクラブを持って行動する。
- プレーイング4などゴルフ場のルールを守る。
- きびきび歩く。
- 2019年に改正されたルールを守ってプレイする。
正直、1と2がちゃんと出来れば大丈夫です。時間がかかってしまう原因の7割は「自分が打ったボールを見失って探す」「何度もカートに戻ってクラブを取りに行く」です。
もし自分が打ったボールが見当たらない場合は、3分程度探してみて見つからなければ諦めましょう。もちろん後ろに待っている組がいなければ多少の時間をかけてもOKですが、それでも5分が限界でしょう。
また、「次は8番アイアンで打とう」と思った場合でも、7番アイアンや9番アイアンも持っていくようにしましょう。いざ打つ時になって、「風があるから7番アイアンの方が良いかも…」と思って、いちいちカートに戻っていては余計な時間がかかる原因になってしまいます。
2019年にあったルール改正というのは、「グリーンではピンフラッグを抜かなくてもパッティングして良い」とか「バンカーから2打罰で脱出できる」などです。いずれもプレイファーストを推進するためにできたルールですので、積極的に活用しましょう。
昼食【後半ラウンドの開始時間までに食べよう】
前半のラウンドが終わってクラブハウスへ戻ると、後半のプレイ開始時刻を教えてもらえます。それまでは昼食の時間なので、基本自由にしていてOKです。
クラブはカートに置いたままにしていきますが、貴重品は身につけて行動しましょう。また、クラブは全て揃っているか(どこかに忘れていないか)確認しましょう。
まとめ
以上、初心者が不安を抱きがちな点について解説してきました。
僕も初めてゴルフ場へ行った時は「下手だから周りに迷惑をかけるかも」と思いましたが、全然そんなことはなかったです。
早めの行動や服装、プレイファーストを心がけてプレイすれば、誰にも迷惑をかけることなく楽しくプレイすることが可能です。臆せず、ゴルフを楽しみましょう!